2023年度第1回ラウンドテーブル
2023年度第1回ラウンドテーブル
開催情報
場所 | 日時 | テーマ | 定員 |
---|---|---|---|
オンライン | 2023年9月2日(土)14時~16時 | 実務家教員による研究とは‐実務家としてどのような研究ができるのか- | 30名(先着順) |
<日時>
2023年9月2日(土)14:00–16:00
<テーマ>
実務家教員による研究とは -実務家としてどのような研究ができるのか-
<趣旨>
近年、大学等の高等教育機関で実務の経験を活かした教育が注目されるようになっています。実務家が大学等の高等教育機関の教育にたずさわることが増えてきている一方、研究実績をなかなかつくることができず、苦しむ実務家も少なくありません。実務経験の体系化やそれを活かした研究を行うことは容易ではありません。
しかし、これまでこうした課題の解決は、あくまで個人にゆだねられてきました。このような現状のもと、本ラウンドテーブル(以下RTと表記する)では、参加者それぞれがどのような研究ができるかを考え、課題を設定・明確化するきっかけとなる場を目指しています。
今回、実務を研究に活かしている、あるいは研究を実務に活かしている実務家を報告者として招き、どのように実務経験を研究に活かせるか、また研究課題を設定するコツなどを、ご自身の経験をもとに話していただきます。その後、各グループに分かれて交流し、ディスカッションをとおして参加者自身の今後の研究活動の参考にしていただきたいと考えています。
<当日のタイムテーブル>
14:00~14:10 イントロダクション、本ラウンドテーブルの趣旨説明
14:10~14:40 報告者3名による自己紹介と報告
14:40~15:30 各グループに分かれてディカッション
15:30~16:00 全体のまとめ
<報告者(敬称略)>
五十嵐 篤(いからし あつし)
アンドリッツ・ファブリック&ロール株式会社 代表取締役社長
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程(社会人コース)
報告テーマ「グローバル人材へのキャリア発達プロセス」
海外勤務や外資日本法人(現在、代表取締役)での実務経験を踏まえ、
日本人の外国語非ネイティブのグローバル人材となるキャリア発達プロセス、
心理的変化や意思決定を促す要因をキャリア理論も踏まえて研究しています。
実務を踏まえた研究内容についてお伝えします。
中井 真悟(なかい しんご)
常葉大学 健康プロデュース学部 専任講師
報告テーマ「職業領域における学問的布置の明示と活用法の提案」
実務経験を有する教員として医療専門職養成に携わって10年目となりました。
専門は組織形態学(解剖学)ですが、実務を教育へ落とし込むために特定の職業領域における「学問の位置づけ」や「教育プログラム」も研究しています。漠然としたテーマをどの様に紐解き、文章化していくのかを共有していきます。
松本 朱実(まつもと あけみ)
社会構想大学院大学先端教育研究所特任教授 博士(教育学) 学芸員
報告テーマ「子どもの能動的な学びを支援する動物園教育の実践研究」
飼育技師、学芸員の実務を経て、教育学の研究者として、動物園と協働で教育プログラムの実践研究をおこなっています。
研究により実践が意味付けされ、その実践を通して新たな研究の知見が見出されます。
現場の職員と共に研究する事例を紹介します。
<ファシリテーター(敬称略)>
小泉 雄(こいずみ たけし)
佐藤 文子(さとう あやこ)
熊本保健科学大学 アカデミックスキル支援センター 指導員
株式会社ライフジャパン 講師
宮館 聡一(みやだて そういち)
<参加費>
会員:無料
非会員:2000円(税込)
<参加申込み>
第1回 ラウンドテーブルへの参加申込はこちら参加申込み受付は終了いたしました。
<参加申込時の注意事項>
・定員30名の先着順になります。定員になり次第、参加申込み受付を終了いたします。
・当日は、Zoomによるオンライン開催を予定しております。ご自身でZoomのアカウントをご準備ください。
・参加申込み後、参加確認のメールをいたします(非会員の方のみ参加費の支払いのご連絡をいたします)。
また、開催日が近づいて参りましたら、当日のZoomのURLなどをメールにてご案内いたします。
・参加の申込みをした後、参加キャンセルをご希望の方は、開催日1週間前までにjsper@coep.jpまで速やかにその旨、ご連絡をお願いいたします。定員数を設けておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。
・その他、ご不明な点は、事務局までお問い合わせください。
日本実務教育学会 事務局 Mail:jsper@coep.jp